ベストホームは「暮らしを変える 住まいをつくる」をコンセプトに 富山の風土に合った家づくりを実践しています。ここでは施工事例や家づくりの豆知識などなどお伝えしていきます。
[ 目次 ]
家づくりのコツ はじめに3つの初期設定
たいていの場合、家づくりって初めての経験ですよね。建築、不動産、住宅ローン、法律・・・難問ばかりです。いったい何からどう取り掛かればいいのかわからない、それ普通です。
到底自分ひとりの手に負えるものではないのでパートナーとなる専門家に相談するのが一番、あなたははじめに3つだけ考えておいてください。
- 「なぜ」:家を建てる動機
- 「いつ」:家を建てる時期や期限
- 「いくら」:家を建てる予算
最初は正解も不正解もありません。決定事項でなくてもいいんです。当てずっぽ過ぎるのも困りますが、とにかく一度自分なりに初期設定してみることです。
専門家は何らか材料があれば、それを修正したり補強したりしながら最後ゴールまで導くのが仕事です。ですので、相談するときに何にも材料がないよりは、〇△×と付けられるもの出してあげると話しが随分スムースに進むんですよ。
「なぜ」:家を建てる動機
あなたの家づくりの原点、そもそもの出発点です。何か理由があるから家づくりを始めるので、ここはあまりブレないのかなと思います。逆に「何となく」ならやらなくてよいことがほとんどです。
迷ったり悩んだりしたとき、この原点に立ち返ると物事が整理され要・不要や優先順位がはっきりします。ここから外れたことなら、もともとは必要でなかったことですし、ここがフラフラしていると誘惑に負けたり、諦めや妥協になったり、結果的に失敗や損に繋がりやすいのです。
もちろん途中で必要性に気づくこともありますので、その辺は専門家と共有し修正しながら進めていけばいいのです。
「なぜ」の例
- 家の老朽化
- 家が手狭になった
- 家が寒い・暑い
- 家の耐震性が不安
- 家族の健康・介護
- 光熱費が高い
- 家賃がもったいない 等々
その他、後述の「いつ」のタイミング自体が動機になったりもします。
「いつ」:家を建てる時期・期限
時期や期限、タイミングやきっかけのことです。自身や家族のライフイベントや健康に関わるような「どうしても、待ったなし」のものと、「できれば、なるべく」程度の待てるものがあって自分で決めることになります。
また建築工事は、建築会社・建築場所・法規制などによって掛かる時間が異なるので、自分が思った通りとはいかないこともしばしばです。専門家に希望を伝えゴールしたい時期から掛かる(掛けられる)時間を逆算して、どの時点で何をすべきか明確にさせながら進める必要があります。もし、すぐにでも家が必要なら建売住宅や分譲住宅が選択肢になるでしょう。
あるいは、キャンペーンや補助金、魅力的な土地の出現なども期限を切ってきます。お金が絡む大人の事情的なところでもありますが、先の「なぜ」の動機と合わせて冷静に検討しましょう。
「いつ」の例
- 結婚
- 出産
- 進学・入学
- 転勤
- 土地が見つかった
- 補助金を使いたい
- 金利が低いうちに
- キャンペーン 等々
その他、先述の「なぜ」の動機が発生したときが「時期」になることもあります。
「いくら」:家を建てる予算
いきなり建築予算といわれても普通の人にはわかりませんよね。ここで設定してほしいのは、無理なく生活しながら住宅ローン返済に月々「払える金額」です。月々返済額で借入額が決まり、そこに手持ち資金を加えたものが建築予算の上限になります。
生活費なんてそうそう自由は利かないもの。家だけでいっぱいいっぱいというのは絶対にダメです。家は生活の大切な基盤になりますが、家だけでは暮らしていけません。
とにかく住宅ローンは「借りられる金額」でなく「払える金額」がマストです。金利の低い今おすすめなのは、
- 手持ち資金はなるべく温存
- 返済期間はなるべく長く
- 月々の支払いはなるべく少なく
月々の返済に余裕が出た分はプールして教育・レジャー・大物の買替えなどのためのゆとり資金に、なるべくそれを残して一定期間後に繰り上げ返済という具合です。手持ち資金を温存というのは、それを吐き出してしまうと突発的なことが起きたとき、住宅ローンより高い金利を払ってでも別口で借りてくる必要があるからです。
では、住宅ローンの月々返済額の簡単な目安
35年ローンで借入100万円あたりの月々返済額は(金利は2022年5月時点でよく見かける仮の数値)
- 金利0.5% → 約2600円/月
- 金利1.0% → 約2900円/月
- 金利1.5% → 約3100円/月
均して考えると借入100万円当たり月々返済額3000円程ですね。となると、
- 借入1000万円 → 約3万円/月
- 借入2000万円 → 約6万円/月
- 借入3000万円 → 約9万円/月
仮に4000万円借りる必要があるなら月々12万円返済しなければなりません!
逆に考えると(こちらがより想像しやすいはずです)、
- 約3万円/月 払える場合 → 1000万円借りられる
- 約6万円/月 払える場合 → 2000万円借りられる
- 約9万円/月 払える場合 → 3000万円借りられる
例えば、月々7.5万円払えるなら2500万円借りられます。
上記を参考に自分が払えると思う額を概算し、出してもよいだけの手持ち資金を加えたものが「いくら」になります。
金利は金融機関によって様々です。金融機関や住宅金融支援機構のWEBサイトで各種シミュレーションできますので試してみてください。例えば年利0.35%のところなら借入100万円あたり2500円/月くらいの返済になるので結構違ってきます。
まとめ_初期設定からのズレを直すのが専門家
繰り返しになりますが専門家は家づくりのよきパートナーです。
あなたはまず3つだけ「なぜ」「いつ」「いくら」を自分なりに初期設定してください。あなたの話しを聞き、あなたの想いに寄せつつ、ズレを修正したり補強しながらゴールに導いでくれるはずです。
例え初期設定が難しくても安心してください。どうぞ気兼ねなくベストホームの無料相談会にお越しください。
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